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アジアの子どもたち

絶版

作品名

こちらのシリーズは絶版となっております

レイアとナネットーフィリピン・チボリ族の子どもたちの一日―

ホンホンとメイメイー中国雲南省の先住民・イ族の子どもたちの一日―

国境の村の子どもたちー中国/朝鮮族、漢族、満族の子どもたちの生活―

草原の子どもたちーモンゴル族の子どもたちの生活―

枯葉剤の村の子どもたちーヴェトナム・パコ族の子どものくらしー

文・写真

各巻記載

本文

各巻31頁

対象

小学校低学年から

製作年

1998年〜1999年
定価(本体) 各巻1,800円
内容紹介

レイアとナネットーフィリピン・チボリ族の子どもたちの一日―
 わたしの名まえはレイア。小学校一年生。ここは、フィリピンのミンダナオ島にあるアポ山の中です。
 きょうは、日ようび。わたしのいちばんすきなおともだち、ナネットがあそびにきました。わたしもナネットも、はだしで歩きます。ゴムぞうりはたいせつにしまってあります。おかあさんが、よその畑ではたらいているので、わたしは毎日、水をくんできたり、お米をついたりして、ごはんのしたくをします。あすの朝早く、みんなと学校へいきます。

文=北沢杏子  写真=長谷川みずきち

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ホンホンとメイメイー中国雲南省の先住民・イ族の子どもたちの一日―
 ホンホンは小学校の二年生。朝、6時、学校がはじまるまえのホンホンの仕事は、3頭の水牛を、おじいちゃんのうちまで追っていくこと。いもうとのメイメイは、来年から小学生です。
 カン、カン、カーン…。朝7時、学校がはじまる時間。先生はぜんぶで6人。さんすうのじかん、「これから、きのことりにいこうか?」と、張先生がいいました。きのこ山には、きのこがいっぱい――。
 学校が終わるとホンホンはメイメイの宿題をみてやります。

文=北沢杏子  写真=長谷川みずきち

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国境の村の子どもたちー中国/朝鮮族、漢族、満族の子どもたちの生活―
 中国・東北地方の泡子沿村村は、南は朝鮮民主主義人民共和国、東はロシアと隣りあわせの国境の村です。ずっと昔から、このあたりには、朝鮮族、漢族、満族といろいろな民族(習慣やことばや文化のちがう人びと)が、いっしょに仲よく暮らしています。
 朝鮮族のチェイヒョクは2年生。満族のシャオサンも2年生。毎日、弟を自転車にのせて学校に通います。漢族のジョージョも2年生。妹はまだ小さいので学校にいっていません。
 チェイヒョク、ジョージョ、シャオサンが、一列に並んで学校にむかっています。

文=北沢杏子  写真=高岩仁 ・丸山美季・ 北沢杏子

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草原の子どもたちーモンゴル族の子どもたちの生活―
 小学校3年生のバヤスグランと2年生のオルチロンのゲル(折りたたみ式の家)があるのは、内モンゴル(中華人民共和国・内モンゴル自治区)の錫林浩特(丘陵の城という意味)から40kmほど離れた広い広い草原です。
 子どもたちは学校ではよく勉強し、土曜、日曜にゲルに帰ると、羊や山羊を追ったり、牛乳しぼりの手伝いをしたり、水くみにいったり……朝、5時に起きて働きます。

文=北沢杏子  写真=塩原日出夫

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枯葉剤の村の子どもたちーヴェトナム・パコ族の子どものくらしー
 ラオス国境近くにあるヴェトナムのホンバック村。ここは、ホーチミンルートの重要地点として、アメリカ軍の枯葉剤散布の猛攻を受けた地帯だ。
 この絵本の主人公、チンくん(7歳)のお父さんは、対人地雷が埋められていないルートの道案内として、解放軍のために日夜働いた。
 1975年4月30日、サイゴン(現ホーチミン市)陥落。修復できない膨大な環境破壊と犠牲者をだした愚かな戦争は終わった。電気も水道もない、貧しいホンバック村の子どもたちは今、毎日よく学びよく働いている。

文=北沢杏子  写真=高岩震

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