DVDドキュメント出産

　
『ドキュメント出産』を見て

●　子どもを産むというのは、大変だけどすばらしいなあと思った。(高校生・女子)

●　あかちゃんが出てくるシーンは迫力があった。お母さんが、生まれたばかりのあかちゃんを抱きしめるところで思わず涙が出てしまった。ほんとうに勉強になった。男でも、出産や育児に関して知りたいことはたくさんあります。　 (高校生・男子)

●　ほんとうに感動して泣いてしまいました。性については冗談半分にしか話したことがなかったけど、本当はもっと真剣に話し合わなくてはいけないんですね。男の人にも、性のこと、家庭のこと、もっと考えてほしい。そして、女と男と一緒に考えていきたい。(大学生・女子)

●　出産のラストシーンは本物教育で、自然に涙が出て困ったほどです。私は仕事本位で妻子をずいぶん悲しませてきました。その償いは、いまとなってはもうできません。(会社員・男性)

●　あんなにつらい思いをして赤ちゃんが生まれてきて、産んだ女の人が泣きながら感動したことに自分も強く感動しました。子どもを殺して刑務所に入って労働している人がいますが、あの感動を忘れてしまうことが信じられない。　(刑務官・女性)

●　私はこのビデオ、3回目なのですが、胸がドキドキして毎回泣いてしまいます。このビデオを小学生や中学生に見せたら、親や教師が口をすっぱくして「親を大切にしろ」だとか、「いのちを大事にしろ」と言う必要はないと思う。　(大学教授・女性)

●　すばらしい感動をありがとう！このいのちを、ゆがんだ教育で汚してなるものかと思います。　　(教師・女性)

〈付記〉　私は現在、国連人口基金・国際協力機構（JICA）のリプロダクティブヘルスIEC専門派遣員として、指導者対象のワークショップを行なうために、アジアやアフリカ各国に派遣されていますが、この「ドキュメント出産」は、通訳なしで見せることができ、誕生の瞬間、わっと拍手、涙、拍手の渦になります。
　この作品のおかげで、国境を越えた感動を、いつも味わわせてもらっています。

北沢杏子