バイバイ 小学校向 |
このシリーズの魅力は、なんといっても6年生が5年生に、5年生が4年生に教えるピア(仲間)エデュケーションの実際だろう。私はここ数年、ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコなどの小学校や高校でピア・エデュケーションを参観してその教育効果に驚き、日本でも実現したいと考えつづけてきた。今回、奈良県の前裁小学校で連続4日間の「薬物の授業」を行なうことができ、児童たちも真剣に、しかも嬉々として、ピア・エデュケーションに参加してくれたことで、このシリーズが完成したことを心から感謝したい。 |
作品名 内容は作品名をクリック! |
1巻 バイバイタバコ 16分 19,000円(税別)2巻 バイバイシンナー 16分 19,000円(税別)3巻 バイバイ覚せい剤 16分 19,000円(税別)4巻 バイバイアルコール 16分 19,000円(税別) 5巻 実験でみせる薬物の害 21分 19,000円(税別) |
脚本・演出 |
北沢杏子 |
視聴時間 |
16〜21分 |
対象 |
小学校向 |
製作年 |
2000年 3月 2007年3月改訂 |
定価(本体) |
各巻 19,000円(税別) ライブラリー価格 各巻 38,000円(税別) |
内容紹介 ここ
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タバコの害を徹底的に研究。ニコチン、タール、一酸化炭素の含有量は、主流煙よりも副流煙に多い。主流煙と副流煙を簡単な実験で見分ける。 増えているシンナーの急性中毒死。迷惑をかけるのは自分ばかりではない。いろいろな社会事件を引き起こすきっかけとなるシンナー遊びは絶対にいけないと警告。シンナーを吸うと飛び降りることが平気になることをマウスで実験する。 「やせるよ」「すっきりするよ」「あたまがさえるよ」甘い言葉につい誘われがちな若者に警告。からだが蝕まれ、ボロボロになっていく様子をパネルで解説。幻覚、妄想におそわれ、立ち直りにくい覚せい剤の害を動物実験でみせる。アルコール依存症の人が妊娠したときに、胎児に与える影響、若者の間でさかんなイッキのみが急性アルコール中毒死の危険があることなど、身近な話題でアルコールの害にせまる。勉強した6年生が下学年の児童に教える内容は真に迫っている。 薬物の害の授業に欠かせないのは、児童・生徒に実験を見せたり体験させたりすることでしょう。このバイバイシリーズ5巻「実験でみせる薬物の害」は、容易に入手できる実験動物や手作り教材を使って、しかも、教室や理科室でできる実験を選んで編集してあるので、これを参考に、児童・生徒といっしょに実験学習をしてほしいと思います。 |