DVD
思春期の性知識シリーズ 全3巻
★ 2016年 4月 発売 ★
◆性教育◆薬物乱用防止教育 ◆中学校 以上 対象
税別価格 各巻 14,000円 (ライブラリー価格 各 28,000円)
1巻 思春期のからだの変化と性的成熟 ―性的少数者 LGBTと共に歩む時代― |
2巻 思春期女子への健康メッセージ ―危険! たばこ・アルコール・危険ドラッグ・ネット依存― |
3巻 ―危険! たばこ・アルコール・危険ドラッグ・ネット依存―
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一般財団法人 日本視聴覚教育協会 平成28年度 優秀映像教材選奨
優秀作品賞 受賞1巻 思春期のからだの変化と性的成熟 ―性的少数者 LGBTと共に歩む時代―
■アーニ出版制作DVD、教育映像祭・優秀賞を受賞
2016年9月9日、東京・霞ヶ関ビル・35階のホール(東海大学校友会館)で、『平成28年度・教育映像祭中央大会』が開催されました。教育映像祭は1954年に第1回が開かれ、2016年の今回で63回。長い長い歴史をもつこの教育映像祭での受賞は、私たちアーニ出版のスタッフにとっても、胸ときめかす審査結果でした。
1990年代の前半から2000年代前半にかけて、つまり「性教育」が学校教育の“総合学習”の一環として盛んに行われていた時代には、私が共同代表を務めるアーニ出版の新作品は、毎年、いくつもの賞をいただいたものです。
やがて、“七生養護学校(現・特別支援学校)”の知的障害をもつ児童・生徒への「こころとからだの学習」実践が、東京都議会議員らによって、「教育指導要領に準拠していない」と指弾され、裁判に発展(結果的には勝訴となったのでしたが)、これを契機に教育現場での性教育は急激に萎縮し、今日に至っています。
なので今回の中学校部門・優秀賞受賞作品、思春期の性知識シリーズ第1巻『思春期のからだの変化と性的成熟―LGBTと共に歩む時代―』(保健体育/23分)は、4年ぶりの受賞ということもあり、今後とも更に、制作意欲を湧かせる機会ともなりました。
■審査概評(「視聴覚教育」9月号に掲載)
審査概評には、「LGBTを扱った視聴覚教材がこれまでになかった。それだけに、このテーマに挑戦したことは意義がある。性教育を淡々と展開し、性教育の一環としてLGBTを取り上げると、素直に受け止められる。映像の作り方や展開に驚くような作り込みはしていない。平板に作っているからこそ、教材として使える。このような作品を作り続けることに応援をしたいものである」と、嬉しい励ましの評が綴られていました。
制作者 北沢杏子